ページ内移動用のリンクです
メインメニューへ移動します
ローカルメニューへ移動します
本文へ移動します

もしもトラがいなくなったら

もしもトラがいなくなったら…実は、その問いに答えることは簡単ではありません。なぜなら、ひとつの生物種がいなくなってしまった場合、生物たちのつながりの中でなにが起こるか正確に予測することはできないからです。
複雑な生態系のなか生物たちは、食う食われるの関係だけでなく、共生関係にあったり、すみかを提供したりと様々な形で複雑につながりあっています。一種欠けてしまったらなにが起こるかわからないということの重大さとおそろしさ、そのことに私達は気がつくべきでしょう。多様な生き物たちのつながりそのものを守る、生物多様性を守るとはこのことなのです。

トラの背後にあるもの。それは圧倒的な広さの森、そしてトラの命を支えるシカやイノシシ、草食動物を支える森の実り、草木の受粉を支える虫や鳥たち…。トラの存在は、幾重にも重なり合う命のつながりそのものです。もしもトラがいなくなったら… 命のつながりがとぎれてしまうのです。

トラは食物連鎖の頂点

トラは、自身が属する生態系における食物連鎖の頂点に位置する動物です。
また、トラが狩りの対象としている生物種は、主にシカなどの草食性の動物から、時にはサルや鳥などの雑食性の動物と、多岐にわたっています。そして、トラは捕食を通じて他の生物の数を調整する役割を持っています。

トラのような捕食者がいないと、シカやイノシシの個体数が増えすぎ、彼らの食料である植物が減少し、同じ植物を食料やすみかにしていた昆虫類や小動物にも影響が及ぶかもしれません。また昆虫類や小動物が減少すれば、今度はそれらを食料としていた鳥やサルといった生物が減少していくうえに、昆虫や小動物に受粉等を手伝ってもらっていた植物類はさらにその数を減らしていくかもしれません。こうして網の目のように張り巡らされた生物のつながりがひとつ切れてしまうと、連鎖的に様々なことが起こってしまう可能性があるのです。

今地球上に残っているトラはたった4000頭

さて、このように森の生態系の一構成員として重要な役割を果たしているトラですが、人間による密猟や森林伐採による生息地の減少などの理由で、絶滅の危機に瀕しています。
トラは20世紀初頭は10万頭が生息していたと言われています。それが現在では、地球上に残っているトラはわずか4000頭ほど。トラのすむ森も、減少の一途をたどっています。

もしトラが減っているなら、それは、命のつながりが弱くなっていくサインに他なりません。そしてもしも、トラを守ることができたなら、森の多様な生きものを -人間がまだ知らない生物も含めて-守ることができるはずです。

関連情報

トラペディア

トラと生物多様性の話 もしもトラがいなくなったら・・・

トラのためにあなたができること

ページトップへ戻る


トラと生物多様性の話

トラ・フォトギャラリー


トラに関するアンケート

>>投票せずに結果を見る

トラがいなくなると
何が起こるのでしょう?

もしもトラがいなくなったら

トラを守るサポートのおねがい

トラを守るサポートのおねがい

トラたちはあなたのサポートを必要としています…