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クマはどんな暮らし方をしているの

ツキノワグマの場合

クマの食べ物

クマの1年カレンダー

 クマ科は「食肉目」に分類されていますが、ツキノワグマは雑食性で、主食は植物です。季節に応じて、旬の森の恵みを食べています。代表的なのは、春はフキ、タケノコ、木の新芽などの山菜。夏は、植物のほかに、アリやハチ、その幼虫などの昆虫類。秋は、ブナ、ドングリなどの木の実などをたくさん食べて、栄養をつけ、冬ごもりに備えます。動物の死体なども食べますから、森の掃除屋のような仕事もしています。



すんでいるところ

 食べ物のあるところにすんでいます。山菜、昆虫、木の実……つまり広葉樹林の天然林です。スギやヒノキなどが植林された人工林には、食べ物がないので理想的なすみ場所とはいえません。また、平地から高山帯にかけて広がる広葉樹の森にいますが、そんなに標高の高い場所にいるわけでなく、比較的、人里近い里山にすんでいることが多いようです。


クマの性質

 「クマは危険な動物」と思われがちですが、基本的には臆病で、わざわざヒトを襲うことは稀です。ふつうであれば、森の中にヒトが入ってきたら、クマの方から去っていったり、身を潜めて隠れています。けれどもクマは、嗅覚はとても優れているのですが、目はそれほどよくはないようです。そのためヒトが風下から近づいた場合は、クマもヒトの存在に気がつかず、出会い頭にびっくり、焦ってしまい、人身事故につながるケースが起きやすいと思われます。また、食べているときも夢中になりすぎて、周囲の警戒を怠ることがあります。さらに子連れのときには、本能的に子グマを守ろうとして、ヒトに襲いかかることもあります。



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